チェロ

チェロを知っていますか? 見た目はバイオリンのような形ですが、チェロのほうが大きく、がっしりした感じに仕上がっています。音域はバイオリンよりも低く、一説によれば人間の声と音質が似ているのだそうです。このあたたかみのある音質と木製楽器ならではのぬくもりがチェロをオーケストラにおいて重要な楽器と位置づけているのかもしれません。ここでは、そんなチェロの魅力を語ってみましょう。

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チェロとは

チェロ(セロ)弾きのゴーシュなどといった文学作品にも取り上げられている通り、昔から(16世紀には原型があったとされます)親しまれてきた弦楽器です。主な部品が木製でバイオリンよりも厚い素材で出来ています。このためバイオリンよりも一段階やさしい低音を奏でることができます。

チェロの演奏

チェロはバイオリンよりも大きく、重たいために先端にエンドピンと呼ばれる補助器具をつけて、立てかけるようにして演奏します。穏やかで心地いい音色のチェロはソロ楽器としても、オーケストラによる合奏においても常にやさしい低音を楽しませてくれます。

チェロの種類

現在ではチェロはただのチェロで1種類だけですが、18世紀初頭まではヴィオロン・チェロ・ピッコロと呼ばれる物やヴィオラ・ポンポーザなどと呼ばれる楽器もチェロの仲間とされていました。このうちヴィオロン・チェロ・ピッコロは4弦ではなく5弦で、現在のチェロよりも小型ですがその良さからこれを復刻しようとする動きもあります。

チェロを購入したい

チェロはなかなか高価であり、大きい楽器でもあることからよほどの楽器店でなくては常備されてはいないと思います。もしもあなたがチェロを購入しようと思うなら、まずはインターネットや書籍などをあたってみることをお勧めいたします。全国展開している販売業者であればネット販売なども行ってくれるはずです。いずれにせよチェロは大きな買い物です。よく調べていい買い物をしてください。

チェロのアイテム

チェロはそれ単体で購入してもかまいませんが、やはり繊細なチェロを保護するためにも専用のチェロケースを持っておいたほうが良いでしょう。新品で購入すればたいがいついてきますが、中古チェロなどでは購入する場合にこの点も注目しておきましょう。また、チェロを弾くための弓も大事なポイントになります。

チェロを演奏したい

チェロを独学でマスターするのはかなり難しいと思います。どうしても何らかのビデオ、DVDといった教材や教本のお世話になるか、思い切ってチェロ教室などでレッスンを受ける必要があると思います。そして、おそらくこのチェロ教室はよほどの都市でなくては無いと思いますので、ここでもインターネットが役立つでしょう。教室がそばにあるか、とか教本や楽譜の入手などで活躍してくれると思います。

チェロの美しい楽曲の紹介

チェロはオーケストラで低音を請け負う大事な弦楽器の一つですが、その他にチェロ独特の温かみにひかれた作曲者が多くのチェロ独奏曲を作曲しています。ここではそんなチェロの楽曲のいくつかを紹介してみます。

協奏曲・ボッケリーニ作「チェロ協奏曲変ロ長調」

作曲者ボッケリーニはこのチェロを気に入ったのか、多くのチェロ協奏曲を残しています。中でもこの「チェロ協奏曲変ロ長調」はボッケリ−ニのチェロ協奏曲の代表作とされています。

協奏曲・チャイコフスキー「ロココ風の主題による変奏曲」

チャイコフスキーもチェロの協奏曲を残しています。この曲は助言を受け持っていた仲間のチェロ奏者の改変版が有名ですが、最近ではチャイコフスキーオリジナルもみなおされ、広まっています。

協奏曲・ドヴォルザーク「チェロ協奏曲ロ短調」

チェロの協奏曲として大変有名なこの曲は1895年の作品です。タイトルに見覚えがなくても、チェロに興味のある人ならば一度は聞いたことがあるかと思います。ドヴォルザークらしい美しい旋律が魅力です。

独奏曲・.バッハ「無伴奏チェロ組曲」

全6曲からなるこの独奏曲はチェロアーティストのバイブルともいえる曲です。あまりにも偉大な作品のため、多くの作曲者が無伴奏のチェロ独奏曲に挑む原因になったとさえいわれます。原型であり完成形、チェロ独奏曲の可能性のすべてを実践したといわれています。

独奏曲・ベートーベン「チェロ・ソナタ第3番イ長調」

ベートーベン円熟期に書かれたこの作品はベートーベンのチェロ独奏曲の代表曲です。友人のチェロ好きの男爵のために作られたとされるこの曲は旋律と高い技術のハーモニーが絶妙なバランスを保っています。

チェロ・コンサート

多くのチェロアーティストが存在することからも、チェロにささげられた楽曲が多い事からも、昔からどれだけチェロが多くの音楽愛好家に愛されてきたかがわかるかと思います。もしもあなたがチェロに興味をもたれたなら、ぜひコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。mp3のようなデジタルではない生の音楽はきっと一味違ったチェロの魅力を教えてくれると思います。

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