じゅんさい

料亭のお吸い物などに入っているイメージの強いじゅんさい。滅多に一般の家庭の食卓には上がってこない食材といえます。ぬるぬるとした食感は、非常に特徴的であり、個性的であり、好みを選ぶ食材でもあります。また、じゅんさいを使ったレシピのレパートリーも、あまり多くないですよね?流石に、毎日お吸い物や、酢の物では、じゅんさい嫌いにもなりかねません。そうならないためにも、じゅんさいを使った料理のレシピなどをご紹介します。

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じゅんさいってなに?

俗に言うじゅんさいとは、スイレン科(睡蓮科)属する植物の、茎の先端にある芽の部分や若葉といったもののことを言います。しかしそれは、じゅんさいではありますが、あくまでじゅんさいの一部であって全体ではありません。じゅんさいは、スイレンと同じく、水の上に浮遊するタイプの水草です。また、じゅんさいは、汚染されていない綺麗な池や沼でしか育たない水草で、一度池や沼が汚染されるとすぐに種が絶えてしまうという非常にデリケートな食材でもあります。そのため、高級食材として扱われています。また、じゅんさいの生産、出荷がもっとも多いのは、秋田県です。

じゅんさいの健康効果、美容効果

じゅんさいは、さほど栄養価の高い食材ではありません。しかし、それは食物繊維でお馴染みの寒天やところてんと同じことです。要するには、食物繊維が豊富で、腸の働きを促進させて調子を整える整腸作用があり、さらに、じゅんさいは漢方の一種としても昔から重宝されており、漢方としてのじゅんさいの効果は、炎症を抑制、解毒効果、解熱効果などがあります。

また、じゅんさいには体に対する健康効果だけではなく、美容に対してまで効果があります。じゅんさいには、肌の保湿効果と美白効果も含まれており、健康だけではなく、美容効果にまでも効果が期待できます。

じゅんさいの下ごしらえの仕方

じゅんさいには簡単な下ごしらえが必要な場合があります。味付けをしてあるじゅんさいは、何も手を加えずにそのまま食べるか、何かとあえて食べます。ですが、大抵の購入するじゅんさいは、水煮として販売されているじゅんさいが多いかと思います。その水煮にしたものは、水煮をした後に酢漬けにしてあるので、酢の物として食べない場合には、酢抜きをしなければなりません。では、箇条書きで、巣抜きの手順についてご紹介します。

1.じゅんさいを袋からザルなどの入れ物に移します。

2.水を張ったボールなどにじゅんさいを入れたザルを入れて、しばらく時間をおきます。そのまま漬けておいても、問題なく酢抜きは完了しますが、流水を使うとそのままの状態よりも早く酢抜きが完了します。

3.充分に酢が抜けたと判断した場合は、ザルをあげてじゅんさいを水を切ります。

一味違うじゅんさい料理のレシピ

じゅんさいといえば、定番なのがお吸い物や酢の物。滅多に食卓にあがることがないとはいえ、ワンパターンなレシピでは、飽きてしまいますよね?そんな時に参考にしていただきたいのが、次に紹介するじゅんさい料理のレシピです。滅多に使用することのないじゅんさいを、お吸い物や酢の物以外の料理で美味しくいただけます。

また、余談ですが、じゅんさいを使って料理を作れる人は、なんだか物凄く料理の上手な人だとイメージで想像しませんか?

じゅんさいとパンチェッタのパスタのレシピ(2人分)

材料

お好みのスパゲッティ 適量、オリーブオイル 適量、にんにく 1片、鷹の爪 1個、固形コンソメ 1/2個、パンチェッタ(ベーコンでもOK) 30g、じゅんさい 1パック、ブラックペッパー お好み

作り方

まず、パスタを鍋いっぱいに用意した、塩を入れたたっぷりの湯に入れて茹でます。因みに、水と塩は分量外です。

じゅんさいは水煮のものを使用します。ですので、酢抜きをしておきます。熱したフライパンに、オリーブオイルを敷いて、みじん切りにしたニンニクと、種を取り除いた鷹の爪を入れて、香りがでてきたら、5mm〜1cmサイズにカットしたパンチェッタをフライパンに加えて炒めます。もしこの時、ベーコンを使用する場合には、ベーコンは厚さのあるものを使用してください。

パンチェッタを炒めているフライパンに、パスタの茹で汁お玉1杯分と、削ったコンソメを入れて、軽く煮詰めます。軽く煮詰めたら、さらにそのフライパンにじゅんさいと、できれば挽きたてのブラックペッパーを加えてください。もし、味気(塩気)が足りないようであれば、分量外で塩やコンソメを足して味を整えてください。

パスタは、アルデンテ(麺の中心部にわずかに芯が残っている程度)に仕上げたいので、茹で上がる2分前ぐらいにパスタを取り出して、じゅんさいなど入れたフライパンにパスタを投入して、混ぜながら軽く水分を飛ばします。もし、逆に水分が足りないような場合は、茹で汁で調整してください。パスタがアルデンテになったらお皿に盛り付けて完成です。

清涼鮪じゅんさいのレシピ(2人分)

材料

じゅんさい 70g、マグロ 100g、大葉 3枚、うずら卵 2個、一番出汁 50cc、醤油 小さじ2、みりん 小さじ1/2、わさび 適量、ゼラチン 3g

作り方

先に、ゼラチンを大さじ3杯ぐらいの水でふやかかします。

一番出汁、醤油(小さじ1)、みりんを煮立ててふやかしたゼラチンを溶かしながら加えてよく混ぜて、常温になるように冷ます。

冷ましている間に、マグロは叩いて醤油(小さじ1)とわさびを加えて混ぜます。そのうちの半分は、そのまま取り置きして冷蔵庫で冷やしておきます。残りの半分は、ゼラチンを加えてゼリー液のような状態になった液を大さじ2加えて混ぜ込みます。さらに、残りのゼリー液はじゅんさいと混ぜあわせます。

直径7cm、高さ4cmのプリン型を2つ用意して、プリン型の内側を水で濡らして、ゼリー液と混ぜあわせたマグロを敷き詰めて、そのマグロの上にじゅんさいをプリン型の8分目あたりまでいれて、冷蔵庫で冷やします。

プリン型にいれたじゅんさいなどが固まったら、ゼリー液を加えずに冷やしておいたマグロを、上から崩れないように詰めます。そして、大葉を敷いたお皿を用意しておき、じゅんさいとマグロを詰めたプリン型をさっとお湯につけて、大葉を敷いた皿の上に乗せます。仕上げに、熱湯にうずら卵を通して、すぐにうずらの卵を冷水に取りあげて、千切りした大葉と一緒にプリン型から出した台の上に乗せて完成です。

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